予定を前倒しして、内陣後門柱と上がり框(かまち)の漆塗りの作業を行いました。
本来は作業をする時期ではないのですが、ブルーシートで囲い、ストーブで温度と湿度を管理しながら、漆の配合にも神経を使う作業となりました。漆職人の松田さんは京都二条城の漆を手掛けたこともある腕利きですが、今年の3月で辞められるとのこと。
どうしてもこの方にと高田仏具の社長が頼み込んで、光円寺が最後の仕事となりました。
下地塗り何度も重ね塗りをしていきます。
本塗りは4回。休憩無しで一気に仕上げます。
最後に悔いのない仕事ができて嬉しかったとのこと。
感謝感激。