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福岡納骨堂巡り

岐阜県関市のお寺 光圓寺(こうえんじ)岐阜県関市のお寺 光圓寺(こうえんじ)の福岡県の納骨堂見学
岐阜県関市のお寺 光圓寺(こうえんじ)岐阜県関市のお寺 光圓寺(こうえんじ)の納骨堂見学、墓地にお墓を建てるより費用が安く済む。掃除の必要がない。天気を気にせずお参りができるというメリットがありました。
岐阜県関市のお寺 光圓寺(こうえんじ)の納骨堂、故郷のお寺とお墓が一体化することで、自分のルーツが、いつまでも確保されるような安心感が生まれるようです。

 福岡市城南区七隈3の*の*・・・

 こうゆうてもなんか品物を送ってくれた人はいやーせん。

 昨年の報恩講にお招きした紫藤先生のお話しは必ずここから始まります。光円寺の本堂再建と納骨堂の計画を知って、一度、福岡に見学に来られたら如何ですか?と仰って下さったお言葉に甘えて福岡を訪ねて参りました。九州はご本山から遠いということもあって、大谷本廟への納骨はあまりされないようです。また、福岡市では行政によって墓地の整理がなされ、昔からあったお墓を移転しなければならなくなりました。普通はそう遠くない場所に代替地を用意しそうなものですが、とても気軽に参れる距離ではなく、みな途方に暮れてしまったそうです。それを引き受けたのがお寺でした。ただ、町中のお寺では境内もそう広くはなく、全てを引き受けることは不可能です。そこで、考えられたのが納骨堂です。苦肉の策でしたが、墓地にお墓を建てるより費用が安く済む。掃除の必要がない。天気を気にせずお参りができると、これが大ヒット。

 

 本堂や会館が建て直される時には必ず納骨堂が造られるようになりました。

 納骨壇は、基本的にはお仏壇のように御本尊が安置された型で、家ごとに一基ずつですが、最近では集合型も人気のようです。他家に嫁がれた娘さんが実家の両親のお骨の面倒を見られるケースや、遠方に住んでいる子ども達に負担がかからないように、夫婦で入れるものを希望されるケースが増えているそうです。

 それぞれに工夫があり、総じて、明るく、荘厳な空間となっています。

 故郷のお寺とお墓が一体化することで、自分のルーツが、いつまでも確保されるような安心感が生まれるようです。

 


 さて、今回は格安航空券を利用し、激安レンタカーを利用しました。福岡空港から徒歩5分。他社が3万円代のところ1万円を切っています。思わず予約してしまいましたが、大変な苦労を味わうことになりました。

 要はセルフGSならぬ、無人レンタカー屋さんなのです。確かに徒歩5分ほどの駐車場に指定されたナンバーの車が止めてありましたが、他の車に邪魔されて出すことが出来ません。携帯でやり取りするのですが(現地に人がいない)、時間ばかりが過ぎて行きます。しかも、雨降る中、車両チェックを自分でしなければなりません。リスト以外の傷があれば報告しなければならず、見逃せば私の責任となります。大きな傷は見当たらず、車を移動させ、やっと駐車場を出ることが出来ました。先生のお寺の電話番号を坊守にカーナビに入力してもらいつつ、先生に「今、空港を出ました。少し遅れます」と連絡。「飛行機が遅れたようですね?カーナビだと、変な道を教えますから、まず、都市高速に乗って野芥(のけ)で降りて、また電話して下さい」とのこと。

 すると、カーナビは野芥ではないICで降ろそうとします。先生の仰る通りや、あかんなコレ、と文句を言いながら野芥で降りて再び電話。先生の指示する信号を左折し、道なりに直進、「**小学校西詰めの変則信号交差点を右折したところでまた電話して下さい」とのこと。30分ほどして先生から着信。「いまどのあたりですか?」「えっと、博多駅の近くですかね」「えっ、それはいけません。どうしてそんなところにいるのですか?**小学校西詰めを右折しましたか?」「えっ、そこまでたどり着いていないんですが?確認してもう一度お電話します」と電話を切り、カーナビをチェックすると、なぜか先生のお寺ではなく宿泊先の住所が設定されている!

 なんで!? 道理で、変なところで降ろそうとした訳だ。カーナビのせいじゃない。

 

 「私もおかしい、なんでホテルの電話番号を入れろと言うんだろうと思っとった」と坊守。

 「はぁ~、あのぅ、変だと思ったタイミングでなんで言わんの?」

 「まあまあ、運転しながら夫婦喧嘩はしないで」とOさん。

 約束の時間に大幅に遅れてしまい、冷汗三斗。先生に平謝りです。しかし、そのお陰で、他の予定をキャンセルし、先生のお寺をじっくりと見学することが出来ました。夜の食事もご一緒して下さり、楽しく博多の夜を過ごすことが出来ました。

 翌日は快晴、今度は間違えないようにと、ホテルの駐車場でカーナビに入力しながら、ふとサイドミラーを見ると小さな傷が!

 えっ、なにこれ?どこにもぶつけてないし、どうみても古傷だろこれ。そもそもこんな傷、雨の中、見つけられる訳がない。見落としたのはこちらのミスだけど・・・。

 返却時、写メで傷やら満タン給油の証明やらを送るのですが、専用フォームに写メの添付が出来ない。搭乗手続きの時間は迫る。ほとんどパニック状態に陥りました。

 激安レンタカー、要注意!

 

 博多のうどん、とっても美味しいです。写真は牧のうどんの肉うどん山芋トッピング。ネギは入れ放題。右上のポットは継ぎ足し用の汁(うどんが汁を吸ってしまう)。坊守は麺が柔らかすぎるとのことですが、これがまさに噂の「うろん」。のびきることはなく、かすかなコシが最後まで残ります。